資本主義経済と共産主義経済について
現代の日本はもとより、世界をみても、国としての形態を維持するものとしては、政治、経済の二つが基本かと思います。そこで、経済について考えてみたいと思います。
経済は我々の社会にはなくてはならない不可欠なものです、自然界にある資源は無限にあるものではありません。
そこで生産活動により商品が生産し、供給されて消費される仕組みが必要となります。この、生産、供給、消費という循環が経済といえましょう。
経済には、大きく分けますと、資本主義経済と共産主義経済の二つに区分することができますね。それぞれについて説明いたします
まず、現在の世界の大半が資本主義経済だということは、お分かりのことと思います。資本主義経済とは、商品経済の広範な発達を前提としまして、労働者を雇った資本家によって利潤を追求していくことにより、財とサービスの発展する経済体制ですね。
生産手段は資本家が私有し、労働力以外に資本等の無い労働者の労働力を商品として雇い、労働者の賃金を上回る価値を持つ商品を生産して利潤を得る経済活動といえましょう。当然のことですが、競争の原理が作用する経済体制です。
ある程度の資本があれば、この経済活動に誰しも参入できますが、競争の原理が働きますので、貧富の差が出るという一面もありますね。
もう一つの経済体制が共産主義の経済ですね。ソ連が崩壊後、共産主義経済を導入しているのは、中国、キューバ、北朝鮮くらいですね。
共産主義の経済とは、私有財産の保持等につきまして、制限を加え、一部所有のみか廃止されます。財産の一部または全部を共同所有することにより、平等な社会を目指そうというものです。
共産主義経済の起源は「マルクス・レーニン主義」に始まり、中国の毛沢東路線等、変遷を経ましたが、理想と現実はそう簡単にはいかないようで。財産の国有化、労働者の均一化が、逆の方向に働き、経済の硬直化や、労働意欲の減退に陥り、やがて社会主義国家の崩壊と同時に共産主義経済も減衰しました。(社会主義と共産主義は、ほぼ同義と考えてよろしいかと思います。)
現代も少数の国家が共産主義の経済ではありますが、中国の開放経済政策など質を変えつつ残存しているのが現状ですね。